詰パラ 2017.1小学校4

普通詰将棋自作
04 /18 2017
詰将棋パラダイス 2017.1小学校4
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(A)28角、(イ)56玉、35角成、47玉、56飛成、同玉、46馬 まで7手詰

(イ)37香合は26角成で
・46玉は37角、47玉、48香まで歩が余る。 38歩には二歩禁の意味も 
・51金は37馬、54玉、64馬まで同手数駒余り
・64玉は37馬、74玉、73馬まで同手数駒余り

(A)73角、56玉、35角成、47玉、56飛成、48玉、26馬、39玉。
 49の銀にはここでの59龍を防いでいる意味も

 2手目の変化が狙いになっています。
 2手目を紐なしの中合にできれば相当凄いとは思うのですが、制限が強くなかなかうまくいかず。その代わりに変化の馬の演出で欲張ることにしました。
 
 飛車や76の金の利きも使えたので、駒数はちょっと多めだけど駒効率としてはまずまずかなあと思っています。

 短評や解説を読む限りでは73角の紛れを残せたことが大きかったようですね。この紛れには作者も苦労しまして、当初は73に歩とか置いちゃってたんですよねえ。
 なんやかんや色々やってその歩を消せて投稿に踏み切ることができました。推敲って大事ですね。

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2015.3 デパート①

普通詰将棋自作
12 /06 2016
年末年始の休みが今から恋しくなっています。

2015.3 デパート①
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45銀、64玉、(A)67香、(イ)65銀、(B)75銀、55玉、66銀、同銀、75龍、同銀、56香 まで11手詰

(イ)66への中合は以下75銀、55玉(65玉)、66銀、64玉、65香。


 詰パラ最新号にてまさかの形で再登場。
 びっくりしました。ありがとうございます。

 someone like youさんでも紹介されているように、決して新しい筋とは言えない手順だと思います。

  そんなわけで投稿していいものか迷ったのですが、46の角配置の誘惑に負けた私は投稿を決意してしまいました。

 原図(もうどんなのか忘れちゃった)では46の角配置はなく、3手目(A)での55銀打を防ぐため43桂みたいな配置が追加されていました。
 46の角は二回の香打を両方限定させているだけでなく、この余詰筋も防いでくれているわけです。しかも持駒を香2枚にした効果で、5手目(B)同香に同玉では詰んでしまうようになり、逃れ順を55玉のほうだけに限定できました。これで4手目の合駒に捨合らしさが付加されています。
 たまには運にも恵まれるものですね。


 地味な作品かもしれませんが、こういったところを評価していただけたのかもしれません。重ね重ねありがとうございました。

 表彰があると、つくる側としてはやっぱり励みになります。どんな形でも、年間表彰の文化が続いていってほしいですね。


2016.1 詰パラ小学校5

普通詰将棋自作
04 /04 2016
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65銀、同桂、94飛、84角、74銀不成、(イ)62角、63銀上成 まで7手詰


 5手目成ってしまうと54玉から45へと脱出されます。銀不成は(イ)54玉に65飛成を用意していたのですね。
(イ)75玉にも65飛成。85銀配置はこの変化のためといった趣の配置ですが、初手75銀や3手目74銀生同玉75飛~といった余詰筋も消しています。
(イ)同玉でも84角成迄。どうやっても駒が余るように思えるところで、唯一駒が余らないのが作意順となります。創作中は、変化をすべて1手詰で駒余りにするのに苦労した覚えがあります。

 創作の起点は両王手できるところで敢えてしないというアイデアです。そうすることで、合駒が動くことを心理的にカモフラージュできるのではないかと思いました。また5手で合駒をライン外に動かす手順は多数の全例があるでしょうが、その合駒が紐無しとなっているものはなんとなく珍しい気がします!?手順としては銀の往復に注目していただければ幸いです。

2015.12 短編コンクール ④

普通詰将棋自作
03 /05 2016
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 46香、45銀、44香、同角、54金上、同銀、33金まで7手詰

 と金or金の選択に対し、特別なこだわりはありませんが、どちらかと言えば金派でしょうか。軽さより安定性を重視したい深層心理?

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本作の一番の狙いは、中合ではありません。創作起点は「ピンされている駒の入れ替え」でした。
 初形から「△66角がなければなあ」と思わせて、この角を無効化する手順を作意に据えます。解答者の皆様の目に角のピンメイトがきちんと印象的に映ってくれたとしたならば、意図としては成功と呼べるでしょうか。パラの短評を拝見するに、ある程度は伝わっているようで少し安心しました。
 手順構成はこうなるところ。あとは構図をどうするかです。色々な駒の組み合わせで試してみた結果、この構図が一番すっきりしているように感じました。こういう手順で一番難しいのは、6手目の変化を1手詰でしかも駒余りにすることでしたので…。
 なお、35桂は余詰防ぎにも働いています(これだけは言いたかった)。この桂馬がないと、45香、34玉、24馬、45玉、46飛までです。初手57香には同桂「成」で逃れます。

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 創作当初は2手目の合駒に紐がついていましたが、途中で紐無し、つまり中合にできることに気がつきました。中合にするとそちらの印象に作品が引きずられそうだなあという危惧はあったものの、できるものならしますよねえ……。
 中合を動かす7手詰が、如何に玉移動の手を工夫するかという競技になっていたところに「玉を動かさずとも、中合を筋の外へ動かせる」という主張を引っ提げてやってきたという見方もできますでしょうか?しかしまあ、中合の範疇で語られると相対的に弱く見えてしまう手順でもあり、功罪相半ばでしょうね。

 ともあれ、軽い手順で上位を狙うのは難しいことを痛感しました。


スマホ詰パラ No.4341

普通詰将棋自作
11 /22 2015
フェアリーばっかやってると「誰が見るんだこのブログ」って有り様になりそうな予感がしたので、ここらでちょっと伝統詰将棋の自作にも触れときましょう。

スマホ詰パラ No.4341
2015-11-22a.jpg

46馬、(イ)35桂、同馬、23玉、41角、32桂、24銀、12玉、13銀成、同桂、24桂、同桂、22桂成、同玉、44馬、12玉、
23角成、同玉、33香成、12玉、22成香 まで21手詰


作意は作意でいいのですが、(イ)の変化が非常に難しい。

(イ)35歩では同馬、23玉(12玉なら13歩)、24歩、32玉の局面で42桂成が英断の一手。
2015-11-22b.jpg


以下同玉に64角が限定打になっています。この角打に対して(ロ)52玉と逃げたときに53馬、61玉、62銀、72玉、73銀成、81玉、82成銀を用意しておくためです。
(ロ)41玉も42銀、32玉、44馬の筋から33地点に殺到すればOKです。
(ロ)51玉は62銀、41玉、42角成!、同玉、53馬、41玉、31香成でピッタリ。
よって(ロ)32玉と逃げますが、これには31角成が決め手。同玉、53馬、22玉、31馬、12玉、23銀、11玉、22銀成で2手早いです。



偶然な変化たちなのに、なんでこんなに捨駒がポンポン出てくるのか!?

とまあ、詰むのかかなり不安になる変化たちでした。
24歩の瞬間の不利感が半端じゃありません。この瞬間は作意順と同様41角のほうが妥当でしょう。この手でも詰むものの手数オーバーの変別に陥ってしまいます。うーん、柿木さまさまですね…。

動く盤(フラ盤様)も用意してみましたので、そちらでも並べてみてください。

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自称フェアリストです