2017/06/10

詰パラ2017.3 中学校13



藤井さんフィーバーで関連商品が爆売れしているそうですね。
 それならば詰パラも売れないとおかしいはず。
 詰将棋という文化の魅力がより多くの人々に伝わればと思います。
(そして俺の詰将棋を見ろ)



詰パラ2017.3 中学校⑬

2017-06-10a.png

69香、(イ)66馬、56飛成、74玉、(A)75馬、同馬、84と引、同馬、65龍 まで9手詰

(イ)68合には57飛成、74玉、53合、68龍以下53の合駒により多少違いはあるものの同手数駒余り
(イ)67合、66合も同様。

(イ)65合には57飛成ではなく56飛成とし、以下63玉、65香、74玉、84と引。
(A) 64馬は同玉、66龍、53玉※1、31角、52玉※2で逃れ。
71の金は※1の局面での62飛成、および※2の局面での61飛成を防いでいる。
(A)84と引は63玉、66香、73玉。
 この局面で43の飛は63角を、71の金は83と上、81玉、51龍の筋を防いでいる。

 空中での龍香の連結を狙って作図をはじめました。
 最遠打にできるかもと気づいたのはちょっと後になってから。投稿前に気づけて良かったです。

 盤面枚数は12枚。創作当初に比べればかなり減ったほうですけども、飛車2枚が当たり駒同士になっているのはちょっと嫌味がありますね。5手目の41馬や64馬といった余詰や、特に84と引の余詰がかなりきついので、仕方がないところです。
 ちなみに、85の桂は壁であることはもちろんのこと、3手目57飛成→77龍の転回も防いでいます。

 馬の軌跡も狙い(最初から狙ってたわけではないけど)でした。
 
スポンサーサイト
2017/06/01

2017.2 大学発表作

投稿用紙をコピペ。

2017.2 詰将棋パラダイス大学
2017-06-01a.png

15香、(イ)14銀、31角成、(ロ)22桂、14香、同玉、(A)41馬、(ハ)23香、同馬、25玉、(B)29香、(ニ)28銀、(C)36銀、(ホ)同香、26銀、16玉、17銀打、同銀生、25銀、15玉、33馬、24歩、同馬、同桂、16歩、同桂、24銀、14玉、26桂、同銀生、15歩、同銀、13銀成、同玉、23と、14玉、13と、同玉、23馬まで39手詰

■変化
(イ) 14歩合は31角成、22桂、23と、同玉、34銀打、24玉の局面で25歩が打てる。以下13玉に、14香、同玉、26桂、13玉、23銀成、同玉、34銀、13玉、23銀成まで。

(ロ)他合は以下23と、同玉、34銀以下。

(ハ)23歩合は以下15銀、25玉、36銀打、同香、同銀で同玉と取れない(63の金が質駒)。よって16玉とするが38馬以下詰む。 
香合ならばここで香筋が受けに効いてくる。
(ハ)32歩合は23銀、25玉、36銀打、16玉、38馬。
(ハ)32銀合に対しては23銀とすると同銀とされる。15銀としては後に取られてしまう。仕方なくの同馬に同飛、26桂、13玉、14銀、同桂と強引に切り開く。23と、同玉、34銀、22玉、23銀打、11玉、22銀打、同飛、同銀成、同玉、55馬、31玉、51飛、41香、32歩、同玉、33馬、31玉、32歩、21玉、41飛成、までで4手早い。
 こればかりは柿木全開の変化だが、72飛配置は余詰防ぎで欠かせないのでいじることはできない。何も置かずに割り切れている以上、何かを置くわけにはいかない。

(ニ)28歩は36銀打、同香、同銀、同玉、37銀、25玉、28香、27金、同香、16玉、17歩、同玉、28金、16玉、17香まで。
 作意の銀合ではで同銀成と取れる。よって(C) 36銀打は不可。
(ニ)26歩は35と、16玉、25銀、17玉、28銀、18玉、19香まで。

(ホ) 同玉には、37銀、25玉、26銀打、16玉、17歩、同銀成、25銀、15玉、26銀。


■紛れ
(A)26桂、25玉、35と(逃げると詰む)は同玉で不詰。63の金はこの局面での53馬を防いでいる。こんな離れたところにある金が質の意味だけの配置だとしたら悪目立ちもいいところで、そんなことにはさせまいというのがこの(A)の紛れ。

(B)36銀打、同香、同銀、同玉、37銀、27玉、29香、18玉の局面で19歩と打てれば詰むが、これが二歩。16歩配置は当初この二歩禁による余詰防ぎのための配置で、この歩に余詰防ぎ以外の意味付けをつけようとしたのが逆算の意図でした。

(C)作意順の36銀を省き26銀以下作意と同様に進めると、最終手23馬ができない。

(B)でも(C)でも、とにかく36銀打が難敵でこれを抑えるのに苦労しました。ともに同玉として以下詰まなくなるのですが、作意順の「36銀」では同玉としてしまうと詰むのがアクセントでしょうか。


初期の頃の作品。それなりに手を加えたものの、特有の無理づくり感は拭えず。ただ、駒効率を良くしようとする努力だけはなんとか頑張っていたらしいですね汗
 どうせ大仰な配置になるなら、手順の充実だけを考えようという方針に転換しました。若干作風が違うように感じられるかもしれません。

 余詰防ぎの22桂配置を合駒で発生させる序奏には賛否あると思います(22桂馬は、捨合いで近づけた馬の利きに対応するのと、33手目同銀に対してとで必須です)。いろんな構図を考えて、これが一番いいかなあと思ったのですが、100%自信があるとはいえませんね。

打歩回避の不成を絡めた、趣向っぽい手順がどれだけ評価していただけるかですね。

2017/05/26

スマホ詰パラNo.8346

 棋譜をコピペするだけのお気楽更新。
 最近SNSで取り上げていただいた作品です(ありがとうございます)。

スマホ詰パラNo.8346 下谷曲希 作
2017-05-26a.png

48飛、37玉、38飛、47玉、58銀、同桂成、33飛成、46玉、57銀、同成桂、37角、45玉、56銀、同成桂、18角 まで15手詰

 まずは両王手で邪魔駒消去。軽い往復です。
 そこからが一応主眼部分。飛車の限定開き王手から2枚角の滝登りが始まります。
 銀捨て桂が取る統一感が出ていますでしょうか。

 軽いことは悪いことじゃないんですけど、でもまあ本誌向けじゃないよなあと思ってスマホ詰パラに投稿。スマホ詰パラも魅力的な発表先ですからね。
 
 蓋を開けてみると予想外の好評でビックリ。
 角と成桂が登っていく感じが良いんでしょうか?どうなんでしょう?

2017/04/18

詰パラ 2017.1小学校4

詰将棋パラダイス 2017.1小学校4
2017-04-18a.png

(A)28角、(イ)56玉、35角成、47玉、56飛成、同玉、46馬 まで7手詰

(イ)37香合は26角成で
・46玉は37角、47玉、48香まで歩が余る。 38歩には二歩禁の意味も 
・51金は37馬、54玉、64馬まで同手数駒余り
・64玉は37馬、74玉、73馬まで同手数駒余り

(A)73角、56玉、35角成、47玉、56飛成、48玉、26馬、39玉。
 49の銀にはここでの59龍を防いでいる意味も

 2手目の変化が狙いになっています。
 2手目を紐なしの中合にできれば相当凄いとは思うのですが、制限が強くなかなかうまくいかず。その代わりに変化の馬の演出で欲張ることにしました。
 
 飛車や76の金の利きも使えたので、駒数はちょっと多めだけど駒効率としてはまずまずかなあと思っています。

 短評や解説を読む限りでは73角の紛れを残せたことが大きかったようですね。この紛れには作者も苦労しまして、当初は73に歩とか置いちゃってたんですよねえ。
 なんやかんや色々やってその歩を消せて投稿に踏み切ることができました。推敲って大事ですね。

2016/12/06

2015.3 デパート①

年末年始の休みが今から恋しくなっています。

2015.3 デパート①
2016-12-05a.png

45銀、64玉、(A)67香、(イ)65銀、(B)75銀、55玉、66銀、同銀、75龍、同銀、56香 まで11手詰

(イ)66への中合は以下75銀、55玉(65玉)、66銀、64玉、65香。


 詰パラ最新号にてまさかの形で再登場。
 びっくりしました。ありがとうございます。

 someone like youさんでも紹介されているように、決して新しい筋とは言えない手順だと思います。

  そんなわけで投稿していいものか迷ったのですが、46の角配置の誘惑に負けた私は投稿を決意してしまいました。

 原図(もうどんなのか忘れちゃった)では46の角配置はなく、3手目(A)での55銀打を防ぐため43桂みたいな配置が追加されていました。
 46の角は二回の香打を両方限定させているだけでなく、この余詰筋も防いでくれているわけです。しかも持駒を香2枚にした効果で、5手目(B)同香に同玉では詰んでしまうようになり、逃れ順を55玉のほうだけに限定できました。これで4手目の合駒に捨合らしさが付加されています。
 たまには運にも恵まれるものですね。


 地味な作品かもしれませんが、こういったところを評価していただけたのかもしれません。重ね重ねありがとうございました。

 表彰があると、つくる側としてはやっぱり励みになります。どんな形でも、年間表彰の文化が続いていってほしいですね。