2017/06/01

2017.2 大学発表作

投稿用紙をコピペ。

2017.2 詰将棋パラダイス大学
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15香、(イ)14銀、31角成、(ロ)22桂、14香、同玉、(A)41馬、(ハ)23香、同馬、25玉、(B)29香、(ニ)28銀、(C)36銀、(ホ)同香、26銀、16玉、17銀打、同銀生、25銀、15玉、33馬、24歩、同馬、同桂、16歩、同桂、24銀、14玉、26桂、同銀生、15歩、同銀、13銀成、同玉、23と、14玉、13と、同玉、23馬まで39手詰

■変化
(イ) 14歩合は31角成、22桂、23と、同玉、34銀打、24玉の局面で25歩が打てる。以下13玉に、14香、同玉、26桂、13玉、23銀成、同玉、34銀、13玉、23銀成まで。

(ロ)他合は以下23と、同玉、34銀以下。

(ハ)23歩合は以下15銀、25玉、36銀打、同香、同銀で同玉と取れない(63の金が質駒)。よって16玉とするが38馬以下詰む。 
香合ならばここで香筋が受けに効いてくる。
(ハ)32歩合は23銀、25玉、36銀打、16玉、38馬。
(ハ)32銀合に対しては23銀とすると同銀とされる。15銀としては後に取られてしまう。仕方なくの同馬に同飛、26桂、13玉、14銀、同桂と強引に切り開く。23と、同玉、34銀、22玉、23銀打、11玉、22銀打、同飛、同銀成、同玉、55馬、31玉、51飛、41香、32歩、同玉、33馬、31玉、32歩、21玉、41飛成、までで4手早い。
 こればかりは柿木全開の変化だが、72飛配置は余詰防ぎで欠かせないのでいじることはできない。何も置かずに割り切れている以上、何かを置くわけにはいかない。

(ニ)28歩は36銀打、同香、同銀、同玉、37銀、25玉、28香、27金、同香、16玉、17歩、同玉、28金、16玉、17香まで。
 作意の銀合ではで同銀成と取れる。よって(C) 36銀打は不可。
(ニ)26歩は35と、16玉、25銀、17玉、28銀、18玉、19香まで。

(ホ) 同玉には、37銀、25玉、26銀打、16玉、17歩、同銀成、25銀、15玉、26銀。


■紛れ
(A)26桂、25玉、35と(逃げると詰む)は同玉で不詰。63の金はこの局面での53馬を防いでいる。こんな離れたところにある金が質の意味だけの配置だとしたら悪目立ちもいいところで、そんなことにはさせまいというのがこの(A)の紛れ。

(B)36銀打、同香、同銀、同玉、37銀、27玉、29香、18玉の局面で19歩と打てれば詰むが、これが二歩。16歩配置は当初この二歩禁による余詰防ぎのための配置で、この歩に余詰防ぎ以外の意味付けをつけようとしたのが逆算の意図でした。

(C)作意順の36銀を省き26銀以下作意と同様に進めると、最終手23馬ができない。

(B)でも(C)でも、とにかく36銀打が難敵でこれを抑えるのに苦労しました。ともに同玉として以下詰まなくなるのですが、作意順の「36銀」では同玉としてしまうと詰むのがアクセントでしょうか。


初期の頃の作品。それなりに手を加えたものの、特有の無理づくり感は拭えず。ただ、駒効率を良くしようとする努力だけはなんとか頑張っていたらしいですね汗
 どうせ大仰な配置になるなら、手順の充実だけを考えようという方針に転換しました。若干作風が違うように感じられるかもしれません。

 余詰防ぎの22桂配置を合駒で発生させる序奏には賛否あると思います(22桂馬は、捨合いで近づけた馬の利きに対応するのと、33手目同銀に対してとで必須です)。いろんな構図を考えて、これが一番いいかなあと思ったのですが、100%自信があるとはいえませんね。

打歩回避の不成を絡めた、趣向っぽい手順がどれだけ評価していただけるかですね。

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