ツイッターでの紹介作
新年あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします。
・『とり研FINAL』のご連絡まだまだお待ちしております!
詳細はこちらから。
・2017年記事一覧更新しました。
お暇なときにでもどうぞ。
(誤字脱字、日本語おかしいところの多さよ。お許しください!タダだし…)
新年の記事ということで何か話題があればいいんですけど、特に新作も無いし年賀詰はもっと無いので、最近ツイッターに挙げていた作品について簡単にまとめようと思います。
(作意順省略)
なにかありましたらご連絡ください…m(_ _)m
三角淳氏作(2011/6 詰将棋パラダイス A級順位戦)

いきなりの23銀では詰まず、飛金を注ぎ込んでからの23銀が正着とは意表を突く導入。
その飛打も53限定。上下の変化に対応するため、遠すぎず近すぎない地点への限定打が成立する。
以降の収束も申し分ない。
なんといってもこのスッキリとした初形がいいじゃないですか。
湯村光造氏作(近代将棋 1990/2)

打歩詰を打開するために、あえて角筋を遮るように桂を打つ。
その後の手順も飛を丁寧に移動させつつ拠点を探る繊細な手順。
飛を入手してからは収束。この形から収束まで決まっていれば…という意見も当時あったようだ。変に収束用の駒を置いたりせずに、そのまま自然な形でまとめた作者の方針にも納得できる。
植田尚宏氏作(近代将棋 1996/8)

桂を打ち、桂を捌く作品が好きだ。他の駒とは一味違う爽快感がある。きっと同志も多いはず!
本作も桂捌きが絶品な作品。植田さんらしい軽快な手順だが、軽快さだけでなく確かな技術も感じ取れる。
去年は近代将棋を片っ端から読み漁る機会があり、やっぱり植田さんや原島さんは凄いなあと思い知らされました。作品集などはあるのでしょうか。
柳田明氏作(2003.6 詰将棋パラダイス A級順位戦)

利きを開放するための連続移動合は今でも高級さを感じられる主題。本作が素晴らしいのはその凝り形を発生させるところから始まっているところ。移動合の味わいが格段に増しているはず。
こういうのをストーリー性と呼ぶんじゃないかと思う。
藤沢英紀氏作(2001/7 詰将棋パラダイス 短大)

端正な実戦形ながら、その実は軽趣向作。
銀の成生の選択を織り交ぜつつ、41へ21へ行ったり来たりする主眼部分は掛け値なしに面白い。
収束も飛捨てが入りそつなくまとまっている。
名作選級かと。
今年もよろしくお願いします。
・『とり研FINAL』のご連絡まだまだお待ちしております!
詳細はこちらから。
・2017年記事一覧更新しました。
お暇なときにでもどうぞ。
(誤字脱字、日本語おかしいところの多さよ。お許しください!タダだし…)
新年の記事ということで何か話題があればいいんですけど、特に新作も無いし年賀詰はもっと無いので、最近ツイッターに挙げていた作品について簡単にまとめようと思います。
(作意順省略)
なにかありましたらご連絡ください…m(_ _)m
三角淳氏作(2011/6 詰将棋パラダイス A級順位戦)

いきなりの23銀では詰まず、飛金を注ぎ込んでからの23銀が正着とは意表を突く導入。
その飛打も53限定。上下の変化に対応するため、遠すぎず近すぎない地点への限定打が成立する。
以降の収束も申し分ない。
なんといってもこのスッキリとした初形がいいじゃないですか。
湯村光造氏作(近代将棋 1990/2)

打歩詰を打開するために、あえて角筋を遮るように桂を打つ。
その後の手順も飛を丁寧に移動させつつ拠点を探る繊細な手順。
飛を入手してからは収束。この形から収束まで決まっていれば…という意見も当時あったようだ。変に収束用の駒を置いたりせずに、そのまま自然な形でまとめた作者の方針にも納得できる。
植田尚宏氏作(近代将棋 1996/8)

桂を打ち、桂を捌く作品が好きだ。他の駒とは一味違う爽快感がある。きっと同志も多いはず!
本作も桂捌きが絶品な作品。植田さんらしい軽快な手順だが、軽快さだけでなく確かな技術も感じ取れる。
去年は近代将棋を片っ端から読み漁る機会があり、やっぱり植田さんや原島さんは凄いなあと思い知らされました。作品集などはあるのでしょうか。
柳田明氏作(2003.6 詰将棋パラダイス A級順位戦)

利きを開放するための連続移動合は今でも高級さを感じられる主題。本作が素晴らしいのはその凝り形を発生させるところから始まっているところ。移動合の味わいが格段に増しているはず。
こういうのをストーリー性と呼ぶんじゃないかと思う。
藤沢英紀氏作(2001/7 詰将棋パラダイス 短大)

端正な実戦形ながら、その実は軽趣向作。
銀の成生の選択を織り交ぜつつ、41へ21へ行ったり来たりする主眼部分は掛け値なしに面白い。
収束も飛捨てが入りそつなくまとまっている。
名作選級かと。
スポンサーサイト
コメント