5手ばか詰を考えよう(6)

5手ばか詰
11 /29 2015

■龍で詰める

記事の構成はここまででだいたい把握できていると思いますので、サクサクいきます。


普通詰将棋でもおなじみの形としてはコレ。ばか詰でもよく出てきます。
2015-11-26a.jpg


前の記事で「支え駒としての角を分類するならば2種類だ」みたいな趣旨のことを書きましたが、そういえば上の使い方もありましたね。

でもこの形も有力です。やっぱり角はこうやって使いたい。

2015-11-26c.jpg


下の形も効率が良い。

2015-11-26e.jpg



勝手がわかってきたところで、早速作例を見ていきましょう。

○佐々木寛次郎氏作(詰将棋パラダイス 2006年7月)
6Tm (2)

85龍 64玉 94龍 75玉 74龍 まで 5手
開き王手すると思わせて…?


つくる側としては、このように無駄のない構図を発見したときほど嬉しいことはないでしょう。

○山田嘉則氏作(詰将棋パラダイス 1983年10月)
6To.png

59香、64玉、58飛、63玉、52飛成 まで5手
二段ロケットのための最遠打。明快なメカニズムです。


この狙いでは作者自身による別図があったかもしれません。如何せんいま手もとにあるものでは調べる余地がなく、ここではFairy Databaseに収録されているものを載せています。もし不都合があればご連絡ください。

○橋本孝治氏作 (詰将棋パラダイス 1982年7月)
6Tn (2)

46飛、65玉、63飛、54玉、43飛上成 まで5手

完成品でしょう。手の加えようがありません。


解答は例によって白抜き。


詰め上がりによる分類は次回がラストです。
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自称フェアリストです