2017/02/10

ブログ作品展結果①

第3回とり研参加連絡(早いと嬉しい)
かしこなフェアリー解答(3月5日まで)
「教材に使えるフェアリー作品展」作品募集
(3月15日まで)
 待ってます。



 結果に入る前にごくごく簡単にアンチキルケルールについて説明(不要な方は読み飛ばしてもらって構いません)。

【アンチキルケ】
駒取りがあったとき取った方の駒が、最も近い将棋での指し始め位置に戻される。

[補足]
戻り方等は以下の細則に従う
1) 成駒は成ったまま戻る。
2) 戻り位置に駒がある場合は戻らずに通常の駒取りをする。
3) 駒取り時、駒が戻るまでを一手と見なす。
4) 金銀桂香(成駒も含む)が5筋で駒取りを行い、複数の戻り先候補がある場合、戻る位置を選択できる。片方にのみ戻れる場合は強制的にそちらに戻る。


 アンチキルケの基本中の基本は51地点を押さえること。
2017-02-10a.png
 上の図はアンチキルケでは詰みではありません。12玉/51玉という棋譜表記が示すとおり、(駒を取る→初形の地点に戻る)までが1手ですので、ここで12地点に利きがあるかどうかは詰みに全く関係がありません。
 先手は13ではなく、52に歩を打つべきでした。玉が駒を取る地点ではなく、玉がワープする地点を押さえるのが肝要です。




 さて「諸事情で投稿できない?フェアリー作品展」ですが、なんと6名もの方からご解答がありました!

解答到着順に
 たくぼんさん、ikironさん、変寝夢さん、占魚亭さん、ぬさん、高坂研さん(太字は全解者)

 フェアリーで、ブログで、しかも複合ルールありの作品展としては大盛況です!
 ありがとうございました!

 意外と縦長になったので4題4分割の結果稿にしました。

①アンチキルケばか詰 5手
 2017-01-06c.png
19香、同角成/22馬、11飛、12馬、13飛 まで5手詰
 
【詰め上がり図】
2017-02-10c.png

【解説】
 以前の記事でも、「ばか詰では不成より成のほうが妙手になりやすい」と書きました。本作はアンチキルケならではの意味付けで玉方の成を達成しています。
 2手目19角成/22馬(駒を取って初形位置に戻るまでが1手)がそれ。4手目12馬を達成するための角成です。初形から詰め上がり図まで、結局角(馬)の13地点への利きは消えません。しかし5手目13飛だけは同馬と取り返すことができないのです!同馬の瞬間、22馬と初形地点に戻ってしまうせいで飛筋が通ってしまいますね。
 このような詰め上がり図はアンチキルケならではのもの。創始者にちなんで「北村手筋」と呼ばれています(アンチキルケ入門 第5回を参照)。
 
 初期の頃の既発表作の修正なので投稿は憚られました。

【短評】(敬称略)
たくぼん-13飛の筋は見えにくかったです。

ikiron-手順を尽くして13同角(馬)を消す。はじめ15同桂の方を消そうとして苦労しました。
面白い手順と思います。
☆「とりあえず一題だけですが、忘れないうちにコメントしておきます。」とのことですので、今からでも他の作品へのコメントも是非!笑

変寝夢-2手目桂バージョンなどもあるかと思ったが、戻る場所が1段目になっちゃうんだね

占魚亭-11飛の前の仕込みが大事。4作中のベスト。
☆ありがとうございます!

-詰上りが見えづらかったです。これで詰んでいるのですね。

高坂研-脳が5手目の局面を詰上りと認識してくれるまでしばらくかかった。
同馬だとself checkなのね。


 敢えて駒を重複させていく感じが伝わっていれば。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント