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2015/11/19

5手ばか詰を考えよう(4)

■飛で詰める
飛の詰め上がりはやはりこれです。

2015-11-12d.jpg

この図で26飛を34馬と変えてもよくある詰め上がりとなります。

飛車は有り体に言えば最強の駒なのだから、この詰め上がりもさぞかし多いだろうと思われることでしょう。しかし実際はそれほど多くはありません。理由に全く心当たりがないわけではないですが、また長くなりそうなのと、そんな重要なことでもなさそうなので省略します。

頻度を考えてみると、体感的には
金、馬、龍>>>>>飛>>>>>>>その他

ぐらいでしょうか(客観性はまるでない)

全体から見て少ないとはいえ、成駒以外の駒としては金に次ぐ重要性がある…。それぐらいの立ち位置を占めていると思っていただければと思います。

そして作例も比較的少なく、あんまりいい例が思いつかなかったので自作でお茶を濁すことにします。

ばか詰 5手 (未発表)

2015-11-18a.jpg


■銀で詰める
○頭銀
 ばか詰 3手
2015-11-19a.jpg

25銀 15玉 16銀打 まで3手

 頭金と比較しての作図上のデメリットは、死角である銀の腹を埋めるため△26歩のような配置を置かねばならないことです。しかしこのデメリットはメリットと表裏一体です。

 銀に死角があるということは、例えば26歩だけ置いてしまえば15玉地点では詰むがその他の地点では詰みにくい状況をつくることができます。前回の記事の頭金の余詰の例と比較していただければよく分かると思いますが、要するに作者の「この地点で詰ませたい(余詰の危険性をなくしたい)」要望がある程度通ることになります。私としても、作図上困難を伴いそうな狙いの作品のフィニッシュとして頭銀は有力なのではないかと思いたまに採用しています。

ばか詰 5手 (Fairy of the Forest#44)

2015-11-18b.jpg


同じ手筋ですが、目的が違う作例としてはこちら。

ばか詰 5手 (未発表)

2015-11-18c.jpg

狙いには前例が多数あり投稿を躊躇ってしまいました。
ただこの駒数での表現はそれなりにコンパクト…?


未発表作を含め、何かしらの形ではまとめたいとは思っております。

解答はそのうち。
また今回の記事では未発表作も多く、どの程度の評価をいただけるのか分からないものですから、コメントいただけるととても嬉しいです。
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コメント

非公開コメント

No title

飛で詰める作に悩みました。
飛車で詰めると言われているのに(笑)。

No title

解いていただきありがとうございます!そうですね、ばか詰は盲点にはまると結構見えなかったりしますからねー笑

No title

上から順に
○47飛、26玉、48角、35玉、45飛上 迄5手
47飛の控えめな開き王手が正解。
48飛だと3手目に角を引けず、49飛だと角を引けても最終手ができません。Twitterでもコメントしたとおり、もともとの案は36と→歩の2解ものでした。良し悪しは微妙です。


○38香、同飛成、18角、27龍、37銀打 迄5手
最初に39香としてもらえたなら成功。その後の同飛「成」も、双方協力するばか詰ならば比較的珍しい手筋でしょうか。

以下、投稿時のコメントをそのまま引用します。
「敵駒のピンを避ける意味合いでの取らせ短打は、打歩詰回避と絡めて普通詰将棋でもたまにみられる筋です。本作はばか詰らしく、新たなピンを目指すための意味合いの取らせ短打にしてみました。「XXするためのアンチXX」といってしまうといかにも高級そうですが、本作の場合ピンされた駒が完全に機能が制限されるとは限らない(37銀打を取れないとは限らない)、つまり2つのピンの間での差異を利用している単純な構成なので、あんまり高級感はありません。」

○26角、同と、39角、28角、18銀、
 と金を動かすだけならば初手は35角でもいいはずなのに…。
今回の取らせ短打の目的は、「相手に角を渡す」というものです。
この狙いは本当に作例が多いのですが、この配置駒数で表現できたならば一応新作としての価値は辛うじてあるのかな、と考えておりますが甘いのかもしれません。
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